後期臨床研修について病院長挨拶

奈良病院は生駒市南部の、西に生駒山を望む丘陵地に、医学部附属病院、堺病院に次いで、医学部3番目の病院として平成11年10月に開院しました。入院許可病床は418床であり、第3次の救命救急センター、NICUを備えています。各科とも大学病院としての高度な医療を提供することを念頭に置き、日々患者さんにとって最適の医療とは何かを考えつつ診療に励んでいます。奈良病院は奈良県における医療の一環として、奈良県3次救急、奈良県周産期システム、奈良県北部地区小児2次救急輪番に加わるなど、奈良県の基幹病院として、地域医療の一翼を担っています。また、奈良病院は教育病院として、医学部、看護専門学校、薬学部、各種医療技術学校などの学生の教育、実習にも当たっています。

平成16年度から始まった初期臨床研修制度の目的は、幅広い基本的な臨床能力の修得にあります。奈良病院の本プログラムでは、初期臨床研修で修得した医学知識、医療技術を基礎として、各専門科において専門的な知識や技術を習得し、各科認定医、専門医などの資格取得を目的としています。研修は基本的には単一の専門科で行いますが、認定医、専門医を取得する上で必要であれば、他科での短期間の研修も可能と考えています。

奈良病院は急性期疾患を対象とする病院であり、一般的な疾患に限らず、稀少な症例も含め数多くの症例を経験できます。各科部科長はほとんどが医学部の教授、助教授を兼ねており、また、各科の間の垣根も低く、ときには各科横断で診療を行うこともあり、医療水準の高い、最適の医療が行なえる環境にあります。初期臨床研修後、専門的な医学知識、医療技術を修得するのにふさわしい病院だと思っています。

病院長 井上 芳樹
病院長 井上 芳樹