2年次必修臨床研修科目メンタルヘルス科(旧:精神神経科)
堺病院では、臨床研修できないので、附属病院、奈良病院のメンタルヘルス科、あるいは上野芝病院で臨床研修を行う。
プログラムの名称と責任者
2年次必修メンタルヘルス科(精神神経科)臨床研修プログラム:人見 一彦 教授
プログラムの目的と特徴
臨床研修2年次に行う必修科としての精神神経科臨床研修プログラムである。
ここでの臨床研修は、主要な精神神経科疾患の医学的知識を習得するとともに、患者が常に生物医学的・心理社会的な存在であることを理解し、その治療にあたっては、包括的アプローチが重要であることを体験的に学習することを目的としている。
附属病院メンタルヘルス科病棟は一般病床精神神経科として運営されている。そのため精神科医療の社会的側面についての知識を習得し、精神科チーム医療を体験的に学習するために、臨床研修期間の一部を関連病院で臨床研修を行う。
臨床研修期間
2年次の1ヵ月間とする。
プログラムの定員および臨床研修医施設の選択方法
定員6名(1週間)、臨床研修施設の選択は希望臨床研修相互の相談による。
臨床研修施設とプログラムの指導者
臨床研修施設とプログラムの指導者表
| 施設名 |
定員 |
指導責任者 |
外来患者数(日) |
病床数 |
近畿大学医学部附属病院
メンタルヘルス科 |
6 |
メンタルヘルス科
人見 一彦 |
140 |
45 |
近畿大学医学部奈良病院
神経科 |
1 |
神経科
楠部 剛史 |
50 |
|
上野芝病院
精神科病院 |
3 |
石田 栄吉 |
80 |
357 |
各施設の臨床研修内容と特徴
- 近畿大学医学部附属病院 メンタルヘルス科
- 指導医
- 指導責任者:人見 一彦
- 主任指導医:岡田 章
- 指導医数:6名
- 受入人数:6名
- 臨床研修の方法および特徴
- 当メンタルヘルス科病棟は開院当初から、児童青年期患者の治療を専門分野の一つにしてきた 関係から、開放的治療環境を重視して総合病院一般病床として運営してきた。そのような関係か ら精神力動にもとづく心理的働きかけを得意としている。
- 総合病院一般病床として運営してきた関係から、平成15年度から包括医療の対象となり、現在、入院期間3週間以内の短期診断治療病棟として機能している。
- 神経症圏の障害を中心に各種の精神障害についての診断、鑑別診断、初期治療について幅広く 学ぶことができる。
- 臨床研修に関する週間スケジュールおよび臨床研修関連教育行事など
- 指導医の指導下で外来、病棟で臨床研修を行う。指導医の指導下で当直も行い、精神科救急業務の際は診療補助を行う。症例検討会、抄読会、医局会に出席する。
- 上野芝病院(精神科病院)
- 指導医
- 指導責任者:石田 栄吉
- 主任指導医:林 宏一
- 指導医数:3名
- 受入人数:3名
- 診療、臨床研修の特徴
- 精神神経科一般病棟で、広い範囲の精神疾患を経験できる。すでに6年生のクリニカルクラークシップの実習病院として効果を上げている。状況により司法精神医学(精神鑑定)への参加も可能である。
- 臨床研修に関する週間スケジュールおよび臨床研修関連教育行事など
- 指導医の指導下で外来、精神神経科病棟、精神療養病棟で適宜臨床研修する。指導医の指導下で、精神科救急業務の際は診療補助を行う。症例検討会、医局会に適宜出席。
プログラム責任者から一言
患者の心の動きに敏感でない医者は、臨床医として失格である。メンタルヘルス科で臨床研修がそのために役立つことを願っている。