救命救急センター
プログラム名
救命救急センター後期研修プログラム
診療科名
救命救急センター
プログラム責任者名
坂田育弘 教授
研修目標・到達目標
- 頻度の多い救急疾病と重度外傷の診療を通じて、すべての臨床医に求められる必要な知識?技能?態度を習得する。
- 救急患者の病態を的確に判断し、処置および検査の優先順位を決定する能力を身につけ、必要に応じて専門治療および専門医へのコンサルテーションの対応等をできるようにする。
- 救急医療チームを理解し、チームの1員として医療を実践する。
- 病院前救護を含む救急医療システムを理解する。
- 大災害時の救急医療体制を理解し、自己の役割を把握できる。
- 救急科専門医の取得を到達目標とする。
研修内容
- 救命救急センターに入院する重症救急患者の診断、初期治療および内科・外科専門治療、集中治療・管理を含めた総合的な救急診療を行い、指導医のもと、主治医の1人として、診療チームに加わる。
- 近畿大学医学部附属病院規定による平日の勤務時間以外に4回/月の当直業務にあたる。
- 月曜日から土曜日までの回診と毎週の抄読会と勉強会と研究カンファレンスで知識の向上に努める。
- 概ね年間100例の主治医となり、主治医となった患者のすべての診療を指導医の指導下に行う。
- 週1回の研修日を用いた外勤臨床研修が可能である。
研修実績
- 平成16年研修義務化以降後期研修医4名が入局しており、そのうち2名が救急科専門医を取得している。
- 臨床面では、主治医となった全ての症例と実践した治療法と手技は、全ての専門医資格の取得に利用できる。
- 臨床研究を中心に学術集会や学術雑誌で発表する。
- 平成22年末現在
- 救急専門医 15名・指導医 3名
- 外傷専門医 2名
- 熱傷専門医 3名
- 外科専門医 2名・指導医 2名・認定医 1名
- 消化器外科専門医 1名・指導医 1名
- 脳神経外科専門医 2名
- 整形外科専門医 1名
指導状況
- 指導医、主治医(後期研修医)、初期臨床研修医などの主治医チームの一員として、入院患者を受け持ち、救急科専門医の取得に必要な症例と手技の経験をする。
- 研修医の希望をもとに、一般外科チーム、脳神経外科チーム、整形外科チームなどに属して、救命救急センターでの治療にあたり、将来のサブスペシャリティーの専門医を目指す指導をおこなう。サブスペシャリティーとして内視鏡・IVRなどが選択できる。
- 指導医のもと、受け持ち症例を症例報告として学会発表し、論文作成を行う。
- 大学院生を受け入れて、重症病態下の基礎的、臨床的研究を行っている。
専門医の取得など
- 5年間の日本救急医学会会員歴と3年間の救急科専従歴で救急科専門医資格を得るための研修ができる。
- 10年間の日本救急医学会会員歴と救急専従暦で日本救急医学会指導医が取得できる。救急科専門医等取得後5年間の専従歴で熱傷専門医、外傷専門医を取得することができる。
初期研修医へのメッセージ
救急医学科は外傷医学?中毒医学?重症疾病治療医学?災害医学等の様々な領域の基礎的および臨床的研究と臨床研鑽ができる。緊急処置ができるという基本的な初期治療から、病態生理を把握し高度な集中治療に至るまで幅広い診療を展開している。
診療体制は指導医を中心としたチーム医療体制で救命救急センターにおける完結型診療を展開しており、内科的疾患?外科的疾患の区別なく診療に加わることができる。
現代社会では救急医療の要求は高まるばかりで、21世紀医療のなかで重要な部分である救急医療の中核となる医師となり社会で活躍してくれることを期待しています。
問い合わせ先
救命救急センター医局 内線2503
ccmc@med.kindai.ac.jp
木村(臨床研修管理委員)
坂田教授・村尾准教授