皮膚科
プログラム名
皮膚科後期研修プログラム
診療科名
皮膚科
プログラム責任者名
川田 暁 教授
研修目標・到達目標
- 皮膚症状・発疹を正確に理解できる。
- 皮膚症状から鑑別診断を列挙できる
- 診断に必要・有用な検査を判断できる。
- 皮膚の病理組織診断ができる。
- 正確に病態を判断し、診断、重症度判定ができる。
- 各種疾患について重症度に応じた治療を選択するとともに、適切な患者指導ができる(紫外線治療、レーザー治療を含む)。
- 比較的小さな表在性腫瘍の外科的切除ができる。
研修内容
- 症例が多いため、多数の疾患、患者さんについて勉強できる。また、大学病院でしか対応が困難な疾患についても多く診療しているため、疾患、症例については十分な研修ができる。
- レーザー治療においては近畿圏でも有数の設備を誇り、最新の機器での治療を研修できる。
- 手術においては年間400から500例の手術室利用があり、多岐にわたる外科的治療を研修できる。
- 毎週水曜の医局症例検討会では臨床写真、病理組織標本をもとに様々な討論、指導が行われており、若い先生の勉強の場としても非常に有用と思われる。
- 皮膚科で診療している症状の中には他科の疾患による皮膚症状も含む。また薬疹などでは他科での処方薬が原因ということもある。他科と連携しながら診療するということも研修してもらう。
研修実績
平成16年に研修義務化されたが2年間は入局者がいなかった。平成18年から22年までに後期研修医18名が入局し、うち1名が大学院進学、健康上の理由などから3名が退職。平成23年度皮膚科専門医試験受験者は7名の予定。
指導状況
- 1年目の4月から1、2カ月間、新人教育として皮膚科の基礎的な事項(生理、疾患、検査、治療、日常業務)について先輩医師の講義を受ける。
- 指導医とともに概ね5名から8名の入院患者を主治医として担当する。
- 入院患者の診療について、週3回の回診で、教授、准教授、病棟医長などから指導を受ける。
- 毎週水曜の医局症例検討会で臨床像、病理組織像を主体に指導を受ける。また、英語論文の抄読会や、症例カンファレンスにも参加する。
- 火曜日には病理勉強会が行われており、基本的なことから専門医レベルの必須事項まで幅広く勉強する。
- 初診医の診察を傍で見学する(週1回)。
- 指導医のもとに、学会発表、論文作成を行う。
- 希望者は後期研修1年終了後から大学院進学が可能となる。
専門医の取得など
卒後5年以上で、かつ日本皮膚科学会入会5年以上を経過すれば、ほとんどが専門医試験受験の資格を有する。
その後所定の条件を満たせば、日本皮膚科学会が設置した膚悪性腫瘍指導専門医、美容皮膚科・レーザー指導専門医をはじめ、レーザー専門医、アレルギー専門医、がん治療認定医などの取得が可能である。
初期研修医へのメッセージ
皮膚科では皮膚だけを診察していればいいというわけではありません。皮膚症状が他の臓器・疾患と密接に関連していることもしばしばあるので幅広い観点から診療ができる皮膚科医を目指して研鑽してもらいます。その一方で、希望者は後期研修中からも手術、レーザーなどに重点を置いた研修が可能となっているなど、柔軟な対応をしています。しかし、いずれも当面は卒後5、6年での専門医取得を目標としており、それに合わせたカリキュラムを本幹としています。
女性の割合が大きく、妊娠、出産の際にも柔軟な対応をとっております。出産後にはほとんどが職場に復帰され、現在3歳児までのお母さん皮膚科医が3名います。
やる気のある方は是非連絡してください。
問い合わせ先
皮膚科医局 内線:3222
E-mail:hifui@med.kindai.ac.jp
吉永英司(臨床研修管理委員、医局長)