整形外科
プログラム名
整形外科後期研修(運動器専門医養成)プログラム
診療科名
整形外科
プログラム責任者名
浜西千秋 教授
研修目標・到達目標
- 日本整形外科学会専門医資格等を取得する。
- 下に列挙する将来の希望専攻分野を決定した研修医には効率的な研修をいち早く開始する。
- 専攻分野:骨・関節の外傷、小児整形外科、関節疾患および関節リウマチ、脊椎・脊髄疾患、上肢・手・末梢神経の疾患、骨軟部腫瘍、スポーツ外傷・障害、リハビリテーションほか
- 本プログラムには大学院進学コースも含まれており、専門資格所得と医学博士号をほぼ同時に取得することができる。
研修内容
- 月約5000名の外来患者、ER・救命救急部の多発外傷例を含み月約60件の手術治療を通じ、後期研修医に対して整形外科専門医の資格を取得するのに必要な全分野の症例を確保する。
- 本院における研修医定員は疾患別の経験可能症例数を考慮し、年5名とする。それ以上希望者がある場合は附属堺病院、奈良病院との連携研修や関連病院を組み込んだローテーション研修プログラムを提供する。
- 関連病院研修の場合、経験困難な骨軟部腫瘍や小児整形外科に関する研修のために本院を含めたローテーションをプログラムに組みこむ。
- 大学院進学者以外は助教として付属病院に雇用される。
- 上記定員以外に、後期研修で直ちに大学院医学研究科に進学するコースがあり、専門医資格に加えてさらに医学博士号を取得することができる。
- さらに助教のポストや関連病院に勤務しながら大学院に入学する社会人入学者制度もある。
- 助教、大学院入学者はいずれも専門医資格の取得申請に必要な経験数まで優先的に患者を割り当てられ担当する。
研修実績
- 平成18年以降、後期研修医14名のうち本院中心の研修プログラム選択者8名は、全員が大学院進学コースを選択し、平成22年3月に平成18年度研修医に医学博士号が授与された。専門医資格取得は23年度の予定である。
- ほか附属堺病院で2名、関連病院で4名が研修をスタートし、本院を含めた臨床ローテーション研修中である。
指導状況
本院プログラムにおける指導医陣は下記のごとくである。
- 教授
- 浜西千秋、福田寛二、赤木将男
- 准教授
- 丹 彰浩
- 講師
- 大谷和裕、野中藤吾、西坂文章、池田光正、朝田滋貴、森 成志、松下哲尚、助教:西村俊司、西村章朗、橋本和喜、冨山貴司、三木良久、ほか大学院修了医師
- 上記指導医陣は必修各疾患分野をグループとして指導している。
- 月間60例の手術例数は大学附属病院としては屈指の例数である。
- 全員が当然のことながら医学博士号取得者であり、大学院における基礎研究プロジェクトにも直接かかわり、具体的な研究の指導を行っている。
専門医の取得など
日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会認定リウマチ医、脊椎脊髄病医、運動器リハビリテーション医、スポーツ医資格、日本リウマチ学会専門医、日本脊椎・脊髄病学会指導医、日本手学会専門医などの取得を目指すことができる。
また医学博士号は、大学院進学によりほぼ100%取得の状況が続いている。
初期研修医へのメッセージ
単に運動器専門医資格を取得するだけであれば、全国どのような施設における養成プログラムによっても可能である。
しかし新制度では一見片隅に追いやられている研究業績と医学博士号は、実は文科省、厚労省のいずれもが将来臨床系医師にとって必須のものであると位置づけ、臨床研究、あるいは基礎研究による二本立にしてでも学位取得を推奨し、将来は医師の差別化因子に導入しようとしている。しかし平成16年以降一旦衰退した研究指導体制はどの大学でも回復困難である。近畿大学における本プログラムは医学博士号の取得率が全国で最も高い研修プログラムであり、指導体制や研究設備は一層充実しつつある。単なるロボット臨床医ではなく、研究能力から自己研修能力を具備した真の臨床医を諸君が目指すのであれば、博士号取得のチャンスを大きく提供できる本プログラムに応募してほしい。
問い合わせ先
近畿大学整形外科医局
cra@med.kindai.ac.jp